充電器とモバイルバッテリーが融合した【Anker PowerCore Fusion 5000】レビュー。
従来のAnker製充電器、モバイルバッテリーと比較。
充電時間・速度、使い勝手、携帯性など検証します。
Anker PowerCore Fusion 5000のレッドを購入

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1台2役のこちらのAnker製品は今なお爆発的人気を誇っているのでブラックorホワイトを持っている人多いし、USBケーブルがレッドなのでカラーはレッドを選んでみました。

レッドなのでなかなか派手。
黒や白だと他人と被る可能性高いですし、これだけ目立つ色だと旅先や出張先に持って行った時でも忘れてくる事はなさそう。
- 差し込み口の端子内部もレッドで統一
- 付属品はレッドで統一ではない
端子内部もレッドで統一されていて感動しましたが、付属のmicro-USBケーブル(白)とポーチ(黒)はレッドではありません。
せめてケーブルくらいはレッドで統一してもよかったのでは?くどいかな?
Anker PowerCore Fusion 5000の特徴・機能
Anker PowerCore Fusion 5000のスペックは以下の通り。
メーカー | Anker |
---|---|
サイズ | 72×70×31(mm) |
重量 | 189g |
カラー | ブラック、ホワイト、レッド |
入力 | 5V=2A【AC使用時】 |
出力 | 5V=2.1A【AC使用時】、5V=3A【バッテリー使用時】 |
パッケージ内容 | Micro-USBケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書、18ヶ月保証(※注文番号が保証書の代わりとなります)、カスタマーサポート |
【AC使用時】というのはコンセントに挿して使う時、【バッテリー使用時】というのはモバイルバッテリーとして使った時を表しています。
- USB充電器とモバイルバッテリーが1つになった2in1モバイルバッテリー
- モバイルバッテリー本体にACプラグ
- 寝てる間にスマホを充電すればモバイルバッテリーも充電完了
- 最大5V3Aの急速充電
Anker PowerCore Fusion 10000は発売中止
GWにどうしても使う必要があったものの、昨年末に「Fusion 10000を2019年1~3月に発売する」と発表されていました。
なのでGWギリギリまで発売を待ってましたが発売されず5000を購入、すると購入して3日後にFusion 10000の発売中止が発表されました。
Anker PowerCore Fusion 5000【比較レビュー】

私は今までモバイルバッテリーとしてAnker PowerCore 5000(スティック型モバイルバッテリー、写真左)、USB充電器としてAnker 24W USB急速充電器(写真右)を使用してきました。
これら2つとの比較、つまりFusion 5000の「USB充電器」としての性能、「5000mAhモバイルバッテリー」としての性能を比較していきます。
USB充電器:充電速度
USB充電器としての製品比較、気になるのは当然「充電速度」
充電速度を比べる時に見るのはアンペア(A)つまり電流で、アンペアが大きければ大きいほど充電速度が速いと言えます。
スマホ購入時に付属してくるUSB充電器のアンペアは基本的に1A

24W USB急速充電器 | Fusion 5000 | |
出力(アンペア) | 2.4A |
2.1A【AC使用時】 3A【バッテリー使用時】 |
AC使用時(コンセントに挿して使う時)は24W USB急速充電器の方がアンペアが大きく、Fusion 5000はやや劣ります。
とはいえスマホ購入時の付属品と比べれば倍以上早く充電できるので、充分。
モバイルバッテリー:充電速度
- PowerCore5000
- Fusion5000
PowerCore 5000 | Fusion 5000 | |
入力 | 2A |
0.5A【AC入力】 2.1A【Micro USB入力】 |
出力 | 2A |
2.1A【AC使用時】 3A【バッテリー使用時】 |
モバイルバッテリーへの充電速度を見た場合、同じMicro USB入力での充電であればわずかにFusion 5000のほうが早く充電できます。
しかしせっかくACプラグが付いているので「夜寝ている間にスマホを充電しながらモバイルバッテリーも充電しておく」という使い方がメインになると思います。
その場合はスマホの充電が終わってから0.5Aでゆっくりと充電されていくことになります。
コンセントの無い状況(外出時など)でスマホ等に充電する際、つまりモバイルバッテリーとして使用した場合はFusion 5000が3Aと大きく上回り(24W USB急速充電器よりも)超高速での充電が可能に。
USB充電器×モバイルバッテリー:携帯性

PowerCore 5000 | Fusion 5000 | 24W USB急速充電器 | |
サイズ(mm) | 108×33×33 | 72×70×31 | 55×47×26 |
重量(g) | 134 | 189 | 76 |
ケーブル(本数) | 2 | 1 | 1 |
USB充電器とモバイルバッテリーを使い分けるならそれぞれ別々に持ってたほうが携帯性に優れます。
しかし出張や旅行など、USB充電器とモバイルバッテリーを両方とも持っていくシチュエーションであればFusion 5000を持っていく方が携帯性が高いと言えます。
Anker PowerCore Fusion 5000|まとめ
- USB充電器とモバイルバッテリーが1つになった2in1モバイルバッテリー
- モバイルバッテリー本体にACプラグ
- 寝てる間にスマホもモバイルバッテリーも充電完了
- 最大5V3Aの急速充電
モバイルバッテリーの充電忘れがなくなるのがとても大きなメリットだと思います。
- まぁまぁな重量
5000mAhのモバイルバッテリーとして考えるとまぁまぁな重さ。
10000mAhのAnker PowerCore 10000 Reduxは184gなのでモバイルバッテリー単体として考えるとおすすめとは言えません。

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とはいえ出張や旅行など、USB充電器とモバイルバッテリーを両方とも持っていくシチュエーションはだれしも必ずあると思うので、Fusion 5000は持っていて損はないガジェットに間違いありません。