ロードバイクに限らず自転車のパーツは六角ネジが多いのですが、
- ネジ穴がつぶれてしまった
- なめて回らなくなってしまった
こんな事態に陥ったとき、回らなくなったネジをなんとかして回すことはできないのでしょうか。
そこで私が実際に購入・使用した「SK11 なめたネジ外しドライバーセット SID-620SET」の紹介です。
いつか他のサイズも使うことになるかもしれないと思い、セット購入しましたが単品だと300円程度でとっても安いので単品もおすすめ。
サイコン用ブラケットの六角ネジ穴がつぶれました
私はサイコン・ライト共にキャットアイです。
サイコンとフロントライトを一緒にまとめて取り付けるブラケットとしてキャットアイ純正のアウトフロントブラケット2(OF-200)を使用していました。
これを一旦ハンドルから外そうと思って六角レンチで回したら見事になめました。
何度も何度も回そうと試みていたらそのうち完全に穴がつぶれてしまい、輪ゴムを噛ませて回してみてもダメ。
あれこれ試してもダメだったので潰れた・なめた六角穴付きネジを外すための工具「SK11 なめたネジ外しドライバーセット SID-620SET」を購入することにしました。
なめたネジ外しドライバーの使い方・外し方
穴がつぶれてしまって、なめてしまうネジの外し方はいたってシンプルです。
- ハンマーで軽く叩いて噛みこませる
- 押し付けながら回す
たったこれだけ。
ハンマーで叩くのは”軽く”で大丈夫なので、誤って自転車を傷つけてしまいたくない人でも安心して使えます。
”軽く”で大丈夫なので強く叩き過ぎないでください
特にカーボンハンドルの人は注意が必要。
作業は全て自己責任でお願いします。
噛みこんだらネジを押し付けるようにしながら緩めれば完了。
なめたネジ外しドライバーを使っても外せなかった
実は結論的に言ってしまえばなめたネジ外しドライバーを使っても完全に潰れたネジは外せませんでした。
やけを起こして六角レンチをアロンアルファで接着して回そうと試みても失敗…
最終的にネジ穴が潰れていない方のネジを外し、あとは腕力にものを言わせて破壊しました。
非力な女性にこの方法は不可能ですが。
二度と使えなくなってしまったのは残念ですがブラケットを外すことができてよかったです。
今回分かったのは完全に潰れてしまっている・なめてしまったネジには専用工具も無意味だったということです。
もしこれから先、なめてしまうことがあればネジ穴が完全に潰れてしまう前に試してみたいと思います。
完全に潰れた・なめた六角穴付きネジを外すために買った工具|まとめ
本記事は六角穴付きネジの穴がつぶれ、なめてしまうネジを外すために購入した工具を紹介しました。
ゴムを噛ませて回しても回らない、なんとか外したいと考えている方は専用工具の購入を検討してみてください。
今回私は直せませんでしたが、純粋に六角レンチやプラスドライバーとしても使えます。
なので自転車を始めたばかりで六角レンチを持っていないという人は最初にこの商品を購入するのもアリだと思いました。