目の悪い人も、目の良い人も、小さいころからずっと視力検査してますよね。
視力検査すると視力1.0とか0.1とか分かって、「視力がいい」「視力が落ちた」と言ったりしますがそもそも【視力】とは何でしょうか。
その意味を深く考えたことなかったので【視力】についてまとめました。
視力「1.0」の次が「1.1」ではなく「1.2」な理由も知ると面白いのでぜひ読んでみてください。(後日追記予定)
視力検査の時の記号【C】について

視力検査で使う「C」はアルファベットの「C」ではなく「ランドルト環」と言って、フランスの眼科医ランドルトが1888年に考案したものなんだそうです。
視力とは?視力=視角
ではそもそも視力とは何か?
視力とは「文字や形を指標として用いて太さや間隔を視角1分、その全体を視角5分としたとき、正常な眼はこれを見分けることができる」とされました。
…ちんぷんかんぷんです。
言葉では分からないのでもう少しだけ分かりやすくします。

要するに【視力】とは【視角】によって求められるものであり、視力を求める式は次の通り。

視力1.0とは?視力の基準はズバリこれ

大きさ7.5mm・隙間1.5mmのランドルト環が5m離れたところから識別出来たら視力1.0となります。
これが視力1.0の基準。(つまり、大きさ7.5mm・隙間1.5mmのランドルト環が5m離れたところから見えるときの視角を1度とする)
視力0.1ということは視力1.0の10倍の大きさでないと見えないということなので、大きさ75mm・隙間15mmのランドルト環が5m離れたところから識別できるということを意味します。(つまり、大きさ75mm・隙間15mmのランドルト環が5m離れたところから見えるときの視角が10度になる)
視力とは|まとめ
今まで生きてきて疑問を持たずに【視力】という言葉を使ってきましたが調べてみると結構難しいものでした。
特に細かい話は分かったような分からないような感じなので「大きさ7.5mm・隙間1.5mmのランドルト環が5m離れたところから識別出来たら視力1.0」という基準だけ分かればいいかな、と思いました。