『HANASAKAJI-SAN』のオーナー・小山数雄さんがテレビで取り上げられていました。
日本で初めて「ローカルハラルレストラン認証」を取得した『HANASAKAJI-SAN』
日本食をイスラムの方々に楽しんでもらうための「おもてなしの心」とは?
こんにちは、そら(@15sora30)です。
食事面で制限の厳しいイスラム教。
そういった方々にも安心して食事を楽しんでもらうための「ハラルフード」
徐々に認知されつつありますが、まだまだ日本で取り入れられているレストランは少ない。
そんな中「ハラル」対応の日本食を提供し、
連日イスラムの方々で賑わう創作料理店『HANASAKAJI-SAN』オーナー・小山数雄さんがTVで取り上げられていました。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、急がれる対応とそのおもてなしの心とは。
hanasakaji-san.jp
味噌・醤油・酢・みりん...日本食に欠かせない調味料はNG
- 味噌
- 醤油
- 酢
- みりん...etc.
これらは日本食に欠かせない調味料ですが、
イスラムの方々はこれらがNG!
原因はアルコールが含まれていることにあります。
わずかでもダメ。
ではどのようにして日本食の文化を楽しんでもらうのか?
欠かせない調味料をどうするか
必須の調味料がNGならば、OKな調味料を探そう。
という発想のもと、
アルコールの全く含まれていない醤油などを探し、工夫を凝らして提供することに。
日本食の味が伝わらない ⇒ 1品3ヶ月の試行錯誤
「ハラル」対応の調味料を手に入れても、
日本食文化を楽しんでもらうためにはさらに壁がありました。
それが「味付け」
「何の味もしなかった」
と言う人が多かったようです。
せっかくの日本食もパンチが足りず、味が濃くないと分からない。
「ダメなものをどうしたら良いか」
という発想のもと
イスラム教徒に合わせて味を変える
ことにしたようです。
伝統の味にこだわっていても、その味付けでは定着しない。
それならば、とイスラム教徒の口に合うように試行錯誤を繰り返したといいます。
調味料探しに始まり、味の試行錯誤。
一品完成させるのに3ヶ月の月日がかかったようです。
お客さんひとりひとり違った味付けの工夫
『HANASAKAJI-SAN』では、
お客さんの出身国を聞き、
その国の味の好みに応じて料理を若干辛くするなどの工夫もされています。
また、メニューの内容もお客さんの要望に応じて変化せているとのこと。
日本食でも「ハラル」を。今、試される「おもてなしの心」。
まさに「おもてなしの心」ですね。
月700人を越えるイスラム教徒が!
宗教の壁を越え、和食を発信!
今では月に700人を超えるイスラム教徒の方々が食事を楽しみに来ているようです。
宗教の壁を越え、日本食の魅力を伝えてらっしゃいます。
日本はイスラム教徒が行ったら最高に幸せな国
目標は、2020年東京オリンピック・パラリンピックが終わったあと、
「食べるところがいっぱいあったな」
「日本はイスラム教徒が行ったら最高に幸せな国」
「東京は最高」
「日本は最高」
という人を増やすこと。
そのためにたくさんの料理人にハラル料理の知識を教え、
広めているようです。
おわりに
「日本はどうしてこんなにハラルフードのお店が少ないのか? 先進国としてあり得ない」
日本食でも「ハラル」を。今、試される「おもてなしの心」。
とまで言われているようなので徐々にお店の選択肢も増えていってほしい。
hanasakaji-san.jp
そんな風に感じた日曜日の朝でした。
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