愉快!痛快!爽快!
ユーモアに溢れた楽しい小話の詰まった短編集
『赤い酋長(しゅうちょう)の身代金』
を読みました。
お子さんの読み聞かせにもぜひ。
こんにちは、そら(@15sora30)です。
【読書記録】
はじめましての方は注意書きをどうぞ。
赤い酋長の身代金 (オー・ヘンリーショートストーリーセレクション 8)は
- 赤い酋長の身代金
- 警官と讃美歌
- ビアホールとバラ
- ありふれた話
- ピミエンタのパンケーキ
- 五月の結婚
- のぞみのものは
の7つの小話からなる短編集。
ちなみに、
酋長(しゅうちょう)とは「未開の部族の長、かしら」のこと。
おすすめされた1冊
ハハゲーノさん(id:syutaitekizinsei)から教えていただきました。
18年ぶりに市立図書館へ行ったら、
ご紹介いただいた短編集の1巻がちょうど【貸し出し中】...泣
しかし、同じおはなしが収録されている児童向け?のものが書庫に眠っているようだったので、
お願いして取ってきてもらいました。笑
あらすじ : 赤い酋長の身代金
ある田舎町にて。
身代金をたんまりと取ってやろうと画策し、
悪党のビルとサムは、土地の有力者ドーセットの息子を誘拐する。
ところが、この少年は手を付けられないほどのわんぱく小僧。
誘拐、軟禁されているにもかかわらず自らをインディアンの「赤い酋長」と名乗り、
見張り役ビルを遊び相手に暴れまくる。
サムが脅迫文を送り付け、身代金を要求したが事件はとんでもない方向へ。
愉快!痛快!爽快!
表題作『赤い酋長の身代金』、林修先生イチオシの『警官と賛美歌』...etc.
どれもユーモアと皮肉、そして温かさの感じられる面白い短編集でした。
ひとつひとつはとっても短く、
お子さんに読み聞かせてあげてもきっと楽しんでくれるはず。
ハハゲーノさん(id:syutaitekizinsei)ありがとうございました。
オー・ヘンリーは横領罪で服役中に短編小説を書き始めたらしい
1862年、アメリカ・ノースカロライナ州に生まれる。
本名はウィリアム・シドニー・ポーター。
銀行勤務時代に横領罪で起訴され有罪判決を受けるが、
真相は不明。服役中から短編小説を書きはじめ、
ニューヨーク庶民の哀歓をえがいて爆発的人気を得る。
短編の名手として、アメリカのみならず世界にその名をとどろかせる。
生涯272編の短編作品を残し1910年没
赤い酋長の身代金 (オー・ヘンリーショートストーリーセレクション 8)
なんとも特殊な経歴の持ち主だったようです...笑
↓よかったらあなたの好きな本も教えてください!↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブックマーク、コメント、読者登録、とても励みになります。
いつもありがとうございます。