アサイン、コンプラ、プライオリティ、パラ…などあらゆるシーンで飛び交う「カタカナ語」ってウザいですよね。
カタカナ語の解説サイトまである始末。
意識高いんだかどうだか知りませんが、
「私バカです!」と言っているようなものですよ。
アサイン(assign) = 割り当てる、任命・配属する
コンプラ(compliance) = 法令順守
プライオリティ(priority) = 優先順位
パラ(parallel) = 並行する
…etc.
使うとうざく思われてしまうことの多い「カタカナ語」
意味が分からず困惑したり、
相手のどや顔に腹が立ったりしますよね。
自分が知らないコトバを使われると腹が立つ、それなのに
私もつい使ってしまうことがあります。
なぜバカは”カタカナ語”を使いたがるのか | プレジデントオンライン
なぜカタカナ語を使うのか、メリットあるの?【うざい】

【用例あり】業界頻出のカタカナ語・ビジネス用語辞典【100選】 | 【Webライター・編集者】最初の一歩
専門用語ではないにもかかわらず
このようなサイトが必要になるなんて馬鹿げていると思いませんか。
カタカナ語、横文字が「カッコいい」だけ、ただの自己顕示

いわゆる「意識高い系」に多い。
最悪な場合、こちらが分からないと
「えっ?知らないの?」
みたいな顔をしてくる。
日本語で話せよって思ったことがある人も多いはず。
新しい概念・言葉で代替が難しい ⇒ カタカナ語

IT業界など日々新しい言葉が飛び交う分野でよくあること。
日本語に代替する言葉がないのだから致し方ありません。
それ以外にも、
「コンピュータ」 = 「計算機」
しかし「コンピュータ」は新しいモノなので「計算機」よりも伝わりやすい。
外国から入ってきた新しい概念やモノはたとえ対応する日本語があっても伝わりにくい場合もありますよね。
そういった言葉はカタカナのまま使われることが多いですね。
昔からあるものを新しく見せる

行政なんかでよくある手段。
「アセスメント」は査定、評価、影響評価の意味。
環境影響評価 ⇒ 環境アセスメント
さも新しいことに挑戦するかのように発言して評価を得ようとしがち。
興味を持ってもらっても理解してもらえなければ無意味では?
などと思ってしまいますが、
「興味」あっての「理解」ということでしょうか。
人間関係で優位に立てる

自分の知らない言葉を使われてしまったら、
その言葉を教えてもらわないといけないので必然的に相手より立場が下になりやすくなる。
使い方が合っていようがいまいが相手が知らなければ優位に立てます。
うざいカタカナ語ランキング!

私が実際耳にしたうざいカタカナ語のなかから特に「うざい!」と思ったものをランキング形式にしてみました。
うざいカタカナ語 第1位:エビデンス(証拠、確証)
うざいカタカナ語ランキング第1位は「エビデンス」
「証拠」の方が短くて誰にでも伝わるのに「エビデンス」を使う意味が分からない。
しかも言いやすいのだろうか、割と使う人がいる。
うざいカタカナ語 第2位:コミットメント(約束する)
うざいカタカナ語ランキング第2位は「コミットメント」
某CMのおかげで使う人が増えてイライラ倍増です。
うざいカタカナ語 第3位:メソッド(方法、方式)
うざいカタカナ語ランキング第3位は「メソッド」
書籍等でも「○○メソッド!」とかいうタイトルのものがありますが(例えばダイエット指南書とか)、胡散臭さに拍車をかける言葉にしか思えません。
うざいカタカナ語 第4位:アジャイル(すばやい、俊敏な)
うざいカタカナ語ランキング第4位は「アジャイル」
あまり聞いたことはありませんが、初めて聞いたときは
ナニソレ
ってなりました。
意識高いならみんなに伝わる言葉使ってよ…。
うざいカタカナ語 第5位:ジャストアイデア(思いつき)
うざいカタカナ語ランキング第5位は「ジャストアイデア」
「いいアイデアが浮かんだ!」的なニュアンスで使う人がいますが、「just an idea」は「ただの思いつき」という意味なのでそもそも使い方が間違っています。
恥ずかしいので使わないでください。
カタカナ語うざい!理解できていないバカほど使いたがる

そもそも話している本人の中できちんと理解できていない。
同じ業界の人にはそれでも「専門用語」として通じる。
けれど
「どういう意味?」
と聞かれたら説明できない。
日本語に正しく変換できないのは理解できていない証拠。
自分でも意味が分からず使っているケースも多く、愚の骨頂。
新しい概念やすっかり定着した言葉は別ですが、
日本語があるのにやたらとカタカナ語を使うのはバカが露呈していると思います。
プレゼン・演説でむやみなカタカナ語は恥ずかしい

これは研究室の教授に言われた話。
論文発表の練習を研究室内でやる日だった。
先行研究の英語論文を参考に自らの研究を進めて発表するため
ついついカタカナ語をそのまま流用してしまっていた。
日本語に直せる単語で英語のまま使うと理解できていないバカに見えるから発表の時はやめたほうがいい
と言われ、
「バカ」と指摘されたことが恥ずかしくて一瞬腹が立ちました。
しかし、ストレート過ぎて腹が立ったけど自分だってそう思うことはあるのだからごもっとも。
発表を遮ったついでに、
世界から目が向けられる演説の場で政治家がカタカナ語をそのまま使うのは日本の恥だから止めてほしい
君たちも人前ではやめなさい
とおっしゃっていました。
(時期が時期だったので小池さんのことだなと思った。)
おわりに : カタカナ語はうざい!頭のいいひとほどカタカナ語を日本語に直す
- カタカナ語のメリット
- バカほどカタカナ語を使いたがる
- バカと指摘された話
頭のいい人ほど相手を見極めて言葉を選べるはずです。
なぜバカは”カタカナ語”を使いたがるのか | プレジデントオンライン
もう面と向かってバカだなんて言われたくない…
これからは気を付けたいと思います。