「Amazonの利用に関する調査結果」をもとに
Amazonプライム会員の年会費アップ、
通量配送の送料無料サービスの廃止の可能性について考えてみました。
こんばんは、そら(@15sora30)です。
Amazonの利用に関する調査結果 – 調査結果 – NTTコム リサーチ
この調査結果を読んだら
- プライム会員の年会費アップ
- 送料有料化
の可能性もあるのではないかと思い、まとめてみました。
アマゾンプライム会員費アップ・送料有料化の可能性
年会費アップや
非会員向け通常配送無料サービスの廃止(代金2000円以上)、
あるいは2000円以上という条件の変更の可能性もありそう。
その可能性があると思えるワケ。
プライム会員値上げを「全く許容できない」はたったの20%
https://research.nttcoms.com/database/data/002069/
約40%のAmazonユーザーが値上げを許容すると言っています。
佐川がAmazonから撤退して今年で5年。
配送業者の過酷な労働実態が度々取り上げられるようになりました。
Amazonだけでなく、今や配送サービスなしに生活できないほどになってきているのに、
労働環境の改善が遅々として進んでいない様子が報道されています。
今受けている恩恵は過剰サービスだという認識が広がってきているのではないでしょうか。
利用者が許容できるとなればAmazon側もサービス変更に踏み切りやすくなります。
「全く許容出来ない」が2割しかいないのであれば、
2割を除いた80%のユーザーが妥協できる範囲でサービス見直しがあってもおかしくないのでは?
「ヤマト」「アマゾン」4割超の値上げで合意
昨年はヤマトが
- 基本運賃の値上げ(27年ぶり)
- 「正午から14時」枠廃止(お昼休憩を取りやすくするため)
- 「20時から21時」⇒「19時から21時」への変更
を行い、労働環境の改善に踏み切りました。
Amazonとは従来の4割超の値上げで合意。
しかし、それでも私たちAmazon利用者にはほとんど影響がない状況。
(当日配送等はなくなりましたが。)
当然Amazonがすべて負担しているということになりますが、
これを負担し続けるのはしんどいはず。
利用者が分担することもありうる。
およそ90%がAmazonを利用している
https://research.nttcoms.com/database/data/002069/
およそ9割の日本人がamazonにお世話になっているようです。
https://research.nttcoms.com/database/data/002069/
それにも関わらずプライムの加入率はたったの16.6%
80%以上の人がAmazonに送料を丸投げ。
Amazonとの超大口契約であれば当然配送業者も割安での契約にならざるを得ません。
しかし、限度があります。
いくら会社の利益のためとは言ってもキャパオーバーでは割に合いません。
それゆえのヤマトの値上げですが、
これだけの利用客がいるAmazon相手にはもう少し高値で契約してもいいのでは?
超顧客中心主義も限界がありそう。
アマゾンの超顧客中心主義はいつ終わるか | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
Amazonは会員をもっと増やすか、
サービス変更で配送業者への対応を改善する必要がありそうです。
プライム会員の90%は配送特典を利用
https://research.nttcoms.com/database/data/002069/
非会員の送料無料は過剰サービスのように思えます。
送料が気になるくらい利用するならプライムに加入すればいいだけ。
現に会員の89.7%が配送特典を利用しています。
それでも月々たった325円。
Amazonは1回の送料350円なので1回分の送料より安い。
私もあと少しくらいの負担は覚悟できていますし、
総量抑制(宅配便の引き受け抑制)につながるのではないでしょうか。
一番困るのは荷物が届かなくなること。
それに比べたら安いものです。
そもそも送料無料が当たり前はおかしい
zozotown前澤友作さんのTwitter炎上事件も5年前。
当時ニュースにもなりました。
「送料1050円高すぎ、詐欺だ」との声にゾゾタウン社長「送料はタダじゃねぇんだよ」との発言。波紋を呼び謝罪へ (2012年10月23日) – エキサイトニュース(1/3)
しかし問題なのは言葉遣いであって、本質は的を射ていると思います。
メルカリやヤフオクなどで出品したことのある方ならわかると思いますが、
送料はばかになりません。
法人の大口契約と比べるのもどうかと思いましたが恐らくわかってもらえるはず。
Amazonだってその負担を減らしたい。
おわりに:アマゾンプライム会員費アップ、送料有料化の可能性
今は配送料の値上げ分を
Amazonが肩代わりしてくれているだけだから、
そのうち利用者で負担を分担することになるかもよ!
という記事でした。
利用者が負担を分け合うのには賛成です。
しかしそうなったあかつきにはまず、
「非会員の送料無料廃止or条件額の引き上げ」
から取りかかってほしいというわがままな感想を抱いてしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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いつもありがとうございます。