「千羽鶴は迷惑」論争に終止符!
毎年10トン以上の千羽鶴が展示される広島で今、最新技術を使ったリサイクル方法が話題になっているので調べてまとめました。
なぜ被災地にとって千羽鶴が迷惑なのか?処分に2300万円

災害時、助け合いの美しさが注目される一方で
「千羽鶴は迷惑」
「被災地に千羽鶴はやめるべき」
「千羽鶴を送るのはただの自己満足」
という議論も話題になります。
そもそもなぜ被災地にとって「千羽鶴は迷惑」なのか?
「全部を飾ることは出来ず、置き場所にも困る」
「大量に届くとどうしようもないのが実情」
等々、千羽鶴の量の多さに困るのが大きな要因のようです。
救援物資の処分に2300万円
困るのは被災地の方々だけでなく、その自治体も困ります。
明かな不用品・最初からボロボロの衣服・飲みかけの薬なども含め、阪神淡路大震災で救援物資の処分にかかった費用は1つの市町村だけで2300万円にもなりました。
https://www.hou-bun.com/01main/01_03_027_07.pdf
広島平和記念公園には毎年10トン以上の千羽鶴が届く
紙なのに10トンも!?
今までも名刺や賞状に使われる再生紙としてリサイクルされてきました。
しかし最近、最新技術を使った画期的な方法でリサイクルされるようになりました。
迷惑なままで終わらせない!千羽鶴の画期的リサイクル方法

千羽鶴の画期的なリサイクルによってできるもの、それは
Tシャツ!
今まで通り再生紙のパルプに生まれ変わった後、最新技術を使って
パルプ→糸
へとリサイクルされます。
そうして出来上がるのがTシャツ。
Tシャツのほか企業のユニフォームとしても蘇っているんだそうです。
折り鶴再生製品について| 株式会社カミーノ : 紙のソーシャルデザインカンパニー
おわりに:「千羽鶴は迷惑」に終止符!千羽鶴の画期的リサイクル方法が話題
「千羽鶴は迷惑」という議論がなくなるといいな
今不足しているものと、
届くころに不足しているものは別物なんだとか。
一番困らないのは「お金」なんだそうです。
何か物資を送るよりも、例え少額であっても要らないものを売って募金するほうがずっと助かるのかもしれません。

- Kindle
- Amazon
- 楽天市場
- Yahooショッピング
それであればメルカリで要らないものを売って、売れた分と同額だけ募金っていうのもいいかもしれませんね。