こんにちは、そら(@15sora30)です。
「濃縮還元」100%が100%『ストレート』ジュースでないことは知っています。
でも、実際どのくらい違うのか?
そもそも分かっているようでよく分かっていない「濃縮還元」とは?
「濃縮還元」が「ストレート」とは違う
というのはなんとなく知っていますが、
実際にどう違うのか。
「濃縮還元」ってどんな風にして100%にしているのか。
そんな「濃縮還元」と「ストレート」の違いが気になったので調べてみました。
「濃縮還元」と「ストレート」の違い:よく口にする「濃縮還元」
突然ですが、私グレープフルーツジュースが好きです。
この記事を書いている今も『トロピカーナ 100% グレープフルーツ』を飲んでいます。
このジュースも「濃縮還元」ですし、
仕事に行く日は水筒にオレンジやらグレープフルーツやらのジュースを入れて持って行っていますが、それもすべて「濃縮還元」
ストレート、完全な100%ジュースってちょっとお高いし、
あまり飲む機会ありませんよね。
私が最近飲んだ『ストレート』ジュースはGWに福島行った時に飲んだ『桃の恵み』です。
180mLの小さい缶ジュースですが、1本200円もしました。
(ちなみにそれを6本買いました)
Amazonなら126円で買えた…
とても「桃ジュース」はあまり市販されていませんし、
美味しかったので200円でも満足できましたよ。
「濃縮還元」とは?意味は?「ストレート」との違いは?
「濃縮還元」の作り方は、
- 絞る
- 加熱処理(水分を飛ばす)→ ペースト状になる
- ペースト状で保存しておく
- ジュースを作る時、再び水分を加える(還元)
これが「濃縮還元」です。
一方、「ストレート」は、
- 絞る
- 低温保存
- 出荷
『ストレート』はそのまま搾っただけのジュース、
果物本来の味が直に楽しめる
といって差し支えありません。
濃縮還元…
正確な工程は知りませんでした。
でもなぜ、わざわざ一旦「蒸発」させて再び「水を加える」のでしょうか。
当然「濃縮還元」にはメリットがあります。
「濃縮還元」と「ストレート」の違い:「濃縮還元」のメリットは?
「濃縮還元」のメリット① : 低コスト
ジュースの原料となる大量の果物はほとんどが外国産。
果物そのものを輸送するよりも、
現地でペースト状に濃縮してから輸送するほうが一度にたくさんの果物を運べます。
濃縮されたペーストはおよそ5~6倍なので、
1回の輸送で5~6倍の原料を輸入できます。
輸送コストの削減によって手ごろな値段で100%ジュースが楽しめているわけですね。
「濃縮還元」のメリット② : 季節に左右されない
果物には旬があります。
100%ジュースで最もポピュラーな「オレンジジュース」
アメリカからの輸入がほとんどで、品種にもよりますが、
その収穫時期は6~11月。
ストレートで楽しもうとするとその季節しか美味しく飲めませんが、
「濃縮還元」であれば冷凍による長期保存が簡単なのでおいしいジュースを1年中楽しむことができます。
「濃縮還元」のメリット③ : 長期間の保存が可能
水分を飛ばしているので、微生物の繁殖を抑えることが可能。
また、5~6倍に濃縮されているので、保存スペースの確保も容易であるといえます。
「濃縮還元」のメリット④ : 栄養価が変わらない
濃縮中にジュースの香気成分が揮散するため、香りは減少しますが、比較的低い温度でかつ短時間で濃縮できるため、香り以外の成分の変化が少なく、カゴメの「野菜一日これ一本」を含め、広く活用されている技術です。
加熱する段階で栄養が失われているようなイメージがありますが、
ほとんど成分に違いはないとのこと。
これは少し意外でした。
技術の進歩ってすごい。
「濃縮還元」と「ストレート」の違い:「濃縮還元」のデメリットは?
「濃縮還元」のメリット : 香り
栄養価は変わりなくても「香り」だけは減ってしまいます。
そのため「濃縮還元」では果汁由来の香料を加えることで、
果汁本来の香りを取り戻しています。
おわりに : 「濃縮還元」と「ストレート」の違い
知っているようで実は知らない「濃縮還元」と「ストレート」の違い。
「濃縮還元」と「ストレート」にほとんど違いがない事が分かりました。
分かっているようで分かっていないことって他にもたくさんありそうなので気付いたときには調べて記事にしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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いつもありがとうございます。