
『君の名は。』の記録のダブルスコアで越えてきた大ヒットインド映画『ダンガル きっと、つよくなる』
を鑑賞してきました。
こんにちは、そら(@15sora30)です。
インド映画を初めて鑑賞したときに観た『きっと、うまくいく』を抜き、『ダンガル』がインド映画の世界興収歴代No.1の座に輝き、
中国では『君の名は。』の記録のダブルスコアとなる大ヒット。
映画『ダンガル きっと、つよくなる』公式サイト
今も記録更新中の
『ダンガル きっと、つよくなる』
宣伝文句の通り爽快な涙が止まらなかったのでおすすめさせてください。
『ダンガル きっと、つよくなる』あらすじ : 「ダンガル」とは「レスリング」
映画『ダンガル きっと、つよくなる』本予告 4月6日(金)公開
主人公マハヴィルはかつてインド国内のチャンピオンに輝き、
誰よりもレスリングを愛していたものの、レスリングでは生活できずに引退。
「インド史上初となる金メダルをもたらす」
という夢を息子に託すことに。
しかし、待望の第一子は女の子。
続く第二子も女の子。
第三子、第四子も生まれてきた子どもはみんな女の子。
息子に託すはずの夢を諦め、月日が流れたある日、
長女ジータと次女バビータが同級生の男の子をボコボコに。
男の子を負かした格闘センスを喜び、娘二人にレスリングを強いる。
ツラい練習に音を上げ、なんとかレスリングを辞めさせてもらおうとする2人。
服のせいで走りにくいと言えば、男の子と同じ短パンを履かされる。
土まみれで髪がボロボロになると嘆けば、容赦なく長い髪をばっさり。
なんとか辞めようとしたものの、
あることがキッカケで2人は徹底的にレスリングに打ち込むことにする。
次第に才能が開花。
やがてインド代表になったギータはマハヴィルのもとを離れ、
国立スポーツアカデミー(NSA)で寮生活。
そこで待っていたのは今まで全く許されてこなかった外食やおしゃれも許された自由な生活。
NSAのコーチに「父親の教えは一切忘れろ」と言われる…。
『ダンガル』は奇跡の実話+ユーモア : 女性軽視の社会へのアンチテーゼを面白い映画として伝える
「ダンガル きっと、つよくなる」吉田選手、バビータ本人からのメッセージ映像!
映画の冒頭部分でも字幕が流れますが、
『ダンガル きっと、つよくなる』
は実話。
ギータもバビータも実在する選手で、
吉田沙保里選手や伊調馨選手とも対戦経験があります。
映画は女性軽視(そもそも女の子よりも男の子が生まれたほうが喜ばれる)のインドで、
女の子だって決して男の子に劣ることはない。
というフェミニズムが根底にあります。
しかし、そういったものを主張しようとすると話が重くなりすぎる。
でも、それは避けたい。
との思いから脚本にユーモアと楽しさを加えて映画を面白くしたんだそうです。
実際、映画を鑑賞してみて話が重いというふうに感じることはありませんでした。
70キロ→97キロ→70キロ : アーミル・カーンの肉体改造がスゴイ
🎊本日は、アーミル・カーンさんのお誕生日🎊
本作では、体重を70㎏から97㎏に。そしてその後再度70㎏に戻すという過酷な役作りをされています。ボディスーツを着て演じることでは出せないリアリティが映画の中からも伝わってきます!#ダンガルダンガル pic.twitter.com/ZdruE5kUlK— 映画「ダンガル きっと、つよくなる」 (@dangal0406) 2018年3月14日
身体バキバキ、現役選手だったころのシーン。
ギータもバビータも成長し、年老いた50歳くらいの年齢のシーン。
それをボディスーツなし、肉体改造のみで臨むストイックさがすごいですよね。
ムキムキもすごいですが、年老いて衰えたマハヴィルのときの身体がすごい。

お腹は出てるし、だるんだるんだし、本当によくいる中高年の男性そのもの。
それをまた元に戻す苦労は想像できません。
『ダンガル きっと、つよくなる』感想 : 笑って、ドキドキ、涙する最強のスポ根映画!

インド映画って…笑
みたいな偏見は『きっと、うまくいく』で払拭されたはずですが、
あれとは違って今度はスポ根映画。
ジャンルが違うと出来栄えも違うんじゃないか
などと思って期待半分、不安半分で観てきましたが
またも期待を大きく裏切ってくれました。
もちろんいい意味で。
思わずクスッとしてしまうユーモアが挟まれつつ、
ラスト30分くらいのドキドキ、
自然と流れてくる清々しい涙。
これでもかっ!
ってくらい楽しませてくれるいい映画でした。
まず間違いなく観る人の予想を越えてきます。
おわりに:『ダンガル きっと、つよくなる』インド映画が再び予想を越えてきた

『ダンガル』観たくなりましたよね!?
現在『ダンガル』はレンタル開始しています。
レンタルしましょう!
映画館に行く予定はないけれど、面白いインド映画を観てみたい!
と思った方は初めてのインド映画に『きっと、うまくいく』をおすすめします。
初めてのインド映画『きっと、うまくいく』がおすすめNo.1映画に! – 空のきまぐれ
レンタルもよし、HuluなどVODサービスで観るもよし。


まずはインド映画への先入観が間違っていたことを実感しましょう。
なんだか本当にインド映画にハマりそうな私ですが、
次は『PK』をレンタルして観ようかな、と思っています。
『PK』は自信を持って勧められるインド映画だった! – 空のきまぐれ
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