内部リンクを貼るたびにワードプレスから届く「モデレートしてください」というメール。
この煩わしいメールを届かないようにする(セルフピンバックを無効にする)4つの方法をまとめました。
「モデレート」メールを届かないようにする4つの方法
なんでこんなのが届くのかは分からないけど「モデレートしてください」メールがうざいのでとにかく無効にしたいという方のためにまずはその方法からご紹介します。
function.phpを編集する
function.phpにコードを追加して「モデレートしてください」メールが届かないようにする(セルフピンバックを無効にする)方法です。
必ずfunction.phpのバックアップを取ってください!
バックアップさえとってあれば失敗してうまくいかなくても一瞬で元に戻せます。
バックアップが取れたら【外観】>【テーマエディター】と進み、【function.php】を選択します。
//セルフピンバックを無効にする function no_self_ping(&$links) { $home = get_option('home'); foreach($links as $l => $link) if(0 === strpos($link, $home)) unset($links[$l]); } add_action('pre_ping', 'no_self_ping');
上記のコードを丸ごとコピペして更新してください。
更新したら試しに内部リンクを貼ってみましょう、「モデレートしてください」メールが届かなければ成功です。
function.phpを弄るメリットは後述します。
ピンバック送信機能を停止する
そもそも「モデレートしてください」メールは運営するサイトへのリンクが貼られたとき(参照先としてなど)に管理者にその旨をお知らせする機能で、このことをピンバックと呼びます。
このピンバック機能そもそもを停止させてることで「モデレートしてください」といううざいメールが届かないようにすることも可能です。
【設定】>【ディスカッション】と進み、「この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる」のチェックを外すことでメールが届かなくなります。
しかしこの方法では悪質なサイトからのリンクにも気付けないので個人的にはあまりおすすめできません。
リンクを相対パスで指定
セルフピンバックを無効にする手段として、リンクを貼る際に相対パスを使うという手もあります。
例えば「おすすめ記事5選【初めましての方へ】」という記事へのリンクを貼る場合
<a href=”https://sora-no-kimagure.com/entry/best“>おすすめ記事5選【初めましての方へ】</a>
ではなく、
<a href=”/entry/best“>おすすめ記事5選【初めましての方へ】</a>
絶対パス | 相対パス |
https://sora-no-kimagure.com/entry/best | /entry/best |
このようにドメインを省略して表記することでセルフピンバックを無効に出来ます。
相対パス表記する場合、行頭のスラッシュ「/」を忘れずに!
プラグインでセルフピンバックを無効にする
「No Self Pings」という公式プラグインを使うことでセルフピンバックを無効にできるようです。最終更新5ヶ月前(2019.3.23時点)
私はできるだけプラグインを入れたくないと思っているので試していませんが、インストール数も多く、評価も高いので試す価値はあるかもしれません。
セルフピンバックを無効にして快適なWP生活を
ピンバック自体はセキュリティ上必要な機能だと思いますが、内部リンクには不要ですよね。
セルフピンバックを無効にすることで「モデレートしてください」という煩わしいメールは来なくなります。
今回セルフピンバックを無効にする4つの方法を紹介しましたが、私が実践しているのはfunction.phpを編集する方法です。
どの方法を選ぶかは好みですが、function.php編集はコピペだけで出来るのでぜひ試してみてください。