ワードプレスで使うFTPソフト「FFFTP」のインストールと基本的な使い方、ワードプレスのバックアップ方法までを解説。
知識が全くなくてもこの記事の通りにやっていただければサイトのバックアップやテーマ編集などが簡単にできるようになります。
FFFTPのダウンロードとインストール方法
ダウンロード

FFFTPのダウンロードページへ飛び、最新版をダウンロード。
インストール

ダウンロードしたインストーラを起動してすぐ気づくかもしれませんが、FFFTPはデザインが時代に取り残されています。
フリーソフトにも関わらず充実した機能を兼ね備えているのでデザインには目を瞑りましょう。

仕様や利用規約、ちゃんと読む人は滅多にいないと思います、「次へ」

インストール先の選択。
特にこだわりがなければそのまま「次へ」

初めてインストールするのでフォルダが存在しないのは当たり前です。
「はい」をクリック。

デスクトップにショートカットを作成するかどうか聞かれるので好みで選んで「次へ」

FFFTPの基本的な使い方

サーバーにアクセスするための初期設定と基本的な使い方を紹介していきますので、FFFTPを起動してください。
まずはサーバーにアクセスできるように設定していきます。
難しく聞こえるかもしれませんが真似するだけで誰でもできる簡単な操作なので見よう見まねで一緒にやっていきましょう。
ホストの設定

接続先サーバー(ホスト)の設定をしていきますので「新規ホスト」をクリック。

ワードプレスで使っているサーバーへアクセスするために必要な情報①~④を入力します。
- ホストの設定名(任意:運営するサイト名などが分かりやすい)
- ホスト名
- ユーザー名
- パスワード
「ローカルの初期フォルダ」や「ホストの初期フォルダ」は設定不要ですが、設定しておくとより快適なので余裕があれば設定しておきましょう。
②~④の調べ方は契約サーバーによって異なるので今回は私の契約しているエックスサーバーを例に紹介します。
エックスサーバー以外の方は「○○サーバー ftp設定」などでググりましょう。
ホスト名・ユーザー名・パスワードを調べる【エックスサーバー】

エックスサーバーのサーバーパネルへアクセス、「FTPアカウント設定」をクリック。

ドメインを「選択する」

ドメインを選択したら「FTPソフト設定」タブをクリック

- FTPサーバー(ホスト)名 ⇒ ②
- ユーザー名 ⇒ ③
- パスワード ⇒ ④
へコピペすればOKです。
パスワードはこのページに表示されませんが、「サーバーパスワード」と同じなのでエックスサーバー契約時に送られてきているメールに記載されています。

これで設定完了。
ワードプレスで使用しているサーバーへアクセスできるようになりましたので、バックアップやテーマ・css等の編集ができるようになりました。

次回以降、使用するときは①で設定した「ホストの設定名」が表示されるのでアクセスしたいものをダブルクリックするだけでサーバーへアクセスできます。

初めてサーバーへアクセスするときは証明書の確認を求められますので「はい」

こちらも「はい」で大丈夫。
画面の見方

FFFTPに限らず多くのFTPソフトでも基本的に同じですが、2分割された画面の左がローカル(PC側)、右がサーバーとなります。
ワードプレスのバックアップ方法
ワードプレスでブログ運営をしている方がFTPソフトを使う1番の目的である「バックアップの方法」を紹介します。
ワードプレスでバックアップすべきファイルは
- uploads(画像など)
- themes(テーマやcssなど)
- plugins(プラグイン)
の3つのフォルダであり、それらは「/ドメイン名/public_html/wp-content/」の中に保存されているのでそこにアクセスします。

サーバーに接続してバックアップしたいドメイン名をダブルクリック。
- public_htmlをダブルクリック
- wp-contentをダブルクリック
「public_html」>「wp-content」と進む。
この「wp-content」というフォルダの中にバックアップすべき3つのファイルが格納されています。

「wp-content」フォルダの中にある「plugins」「themes」「uploads」をバックアップします。

バックアップするには選択して「右クリック→ダウンロード」もしくは

「ドラッグ&ドロップ」するだけで簡単にバックアップがとれます。
理想は定期的に、最低でもテーマやcssをいじる前は必ずバックアップを取りましょう。
それではよいワードプレスライフを。
